カテゴリー別アーカイブ: 泡盛学講座

沖縄国際大学で受講した泡盛学講座の様子について書いたブログ。

おじさんがなぜ泡盛マイスターを目指したのか? 第16回 実技試験

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2月5日に泡盛マイスターの実技試験がありました。1月22日の模擬試験では自己採点で合格ラインに届いたかなという感触はありましたが、本番はやはり違いますね。

テイスティングでもあれ?という感じだし、作法では「丁寧に」を意識しすぎて手が震えて器具をガチャと鳴らすしで、自分でもちょっと自信がない状態です。

家に帰ると娘に「試験、落ちた?」と言われる始末。

2月27日にWEBで合格者の受験番号を発表するので、それまではドキドキしながら日々を暮らします。

 

写真は現実逃避中のおじさんの心情を表現しています

おじさんがなぜ泡盛マイスターを目指したのか? 第15回 まとめ、萬座

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今回で最後の講座となりました。実技試験におけるポイントの講義と1銘柄のテイスティング、最後に修了式を行い修了証書を頂きました。修了生は33人とのこと。無事修了できて良かった。早めに上がる私の分をカバーしてくれる職場のスタッフに感謝です。

 

1.萬座

講義での最後のテイスティングは恩納酒造所の萬座です。

 

1)外観

無色透明で輝いている。粘性は中庸である。としました。

 

2)香り

香りは中庸で甘くフルーティな印象を受ける。第一アロマは蒸している時のお米のふくよかな香りがする。第二アロマは熟したバナナ、メロンのような甘い香り、チーズケーキの香りがする。時間が経つとハチミツの甘い香りも出てくる。としました。チーズケーキの香りって初めて出てきた。

 

3)味・風味

アタックは中庸。甘味は強く、中庸な酸味が続き、最後に強い苦味がある。アルコール感は中庸で、どっしりとした苦味が長く余韻に残る。にが菜のような苦味を伴った香りが鼻に抜ける。としました。他の生徒さんは甘い香りを感じた方が多かったようです。

 

4)全体的な印象

甘くフルーティな印象だが、口に含むと華やかな甘味を感じた後、どっしりとした味を感じる。バランスが取れた伝統的な泡盛である。健全である。としました。

 

5)適した飲用方法と理由

チブグワーでゆっくりと味わいたいのでストレートで。としました。

 

6)相応しい料理と理由

料理に負けない力強さがあるので魚のバター焼きなど。としました。

 

2.総評

修了式で修了証書を頂いた時は、学生の時以来何十年ぶりかだったので嬉しかったですね。後は2月にある実技試験に向けて自習、サービス作法の練習などしなくては。

ただ、自分は後期からの受講だったので実技を取っても泡盛マイスターの認定までまだ道のりは半分。

この講座を通して泡盛は奥が深いなーと改めて思いました。また認定は取ることが目的ではなく、ようやくスタートラインに立つことだと実感しました。

今回テイスティングした泡盛は以下に掲載しております。

萬座。当ショップでは古酒を掲載しています 恩納酒造所のページへ

おじさんがなぜ泡盛マイスターを目指したのか? 第14回 古酒サービス技法、島風

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第14回は古酒のサービス作法を勉強しました。甕からカラカラ(急須のようなもの)に古酒を移し、チブグワー(おちょこ)に注ぐまでの手順となります。

今回はティスティングから行い、その後にサービス作法を学びました。

 

1.島風

島風をテイスティングしました。島風は石川酒造場が製造している泡盛です。

 

1)外観

無色透明で輝いている。粘性は中庸である。としました。

 

2)香り

香りは中庸で華やかで甘い印象を受ける。第一アロマは炊いている最中のお米の香りがする。第二アロマは熟したメロン、マンゴー、熟れたバナナの香りがする。時間が経つとビターチョコのほろ苦い香りも出てくる。としました。ビターチョコの香りはこれまでテイスティングしてきて初めて感じた香りだな。

 

3)味・風味

アタックは中庸。甘味は中庸で、弱い酸味、強い苦味がある。アルコール感は中庸で、中庸な苦味が長く余韻として残る。クレソンのような苦味を伴った香りが鼻に抜ける。としました。

 

4)全体的な印象

香りは華やかで甘い印象だが、口に含んでみるとどっしりと重く、しっかりとした味わいの伝統的な泡盛である。健全である。としました。

 

5)適した飲用方法と理由

しっかりとした味わいと華やかな香りはストレートでじっくり楽しみたい。としました。

 

6)相応しい料理と理由

伝統的な味わいは料理も伝統的な豆腐ようと合わせたい。としました。あ、先週と同じだ。

 

2.古酒のサービス作法

前回のロック・水割りのサービス作法と同様、はじめに動画を閲覧し、次に講師から試験の際のポイントの説明がありました。

ポイントはほぼ同じで

・衛生面に気をつけること。

柄杓でカラカラに古酒を移すときの柄杓の使い方

カラカラに古酒を移した後、甕口は速やかに蓋をする

チブグワーもできる限り下側を持つ

・器具類は丁寧に取り扱うこと。

甕から柄杓でカラカラに移したり、チブグワーに注ぐ動作など細かい手順が、実際にやってみると手が震えてこぼしそうになったりして結構難しいことが分かりました。

受講生みんなマスターしようと真剣に頑張ってました。

 

3.総評

サービス作法やっぱり難しいです。先週いただいた動画DVDを見て練習してみたのですが、作法の流れをまずマスターしないと細かいところまで気が回らないことに気づきました。

まずは流れをしっかりマスターして少しづつ細かいところを仕上げていきます。

次回はいよいよ最後の講義、そして修了式。少しは成長したと思いたい。

 

今回テイスティングした泡盛は以下に掲載しております。

島風。当ショップではサイトに掲載していないので 石川酒造場のページへ

 

おじさんがなぜ泡盛マイスターを目指したのか? 第13回 ロック・水割りのサービス作法、八重泉

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第13回の講師は小嶺先生でした。以下にもバーテンダーという立ち居振る舞いで厳しそうなプロの雰囲気が漂ってます。

今回はサービス作法ということで泡盛マイスター協会が製作した動画を見ながら水割り・ロックをお客様にお出しする際の手順を勉強しました。

普段、家や居酒屋でやっているやり方では試験で点は取れません。

 

1.ロック・水割りのサービス作法

はじめに動画を閲覧し、次に講師から試験の際のポイントの説明がありました。

・まずお客様(試験官)から注文を受ける際、具体的な銘柄で指定はしない。好みや地域などが指定されるので、そこから適切な銘柄を判断すること。

・衛生面に気をつけること。開けたキャップはテーブルに置かない、注いだ後のボトルの口は拭き取る、グラスの下側を持ち、口をつける箇所には触れないなど。

・ボトルや器具などは丁寧に取り扱うこと。

・間違っても慌てない。きちんとフォローすること。

飲食のサービス業では当たり前のことですね。でも、試験となると正常な判断ができるか自信がありません。

 

2.八重泉

次は八重泉のテイスティングです。今回もテキストを見ずに時間内に記述することを目標としてテイスティングしました。

 

1)外観

無色透明で輝いている。筋がゆっくりと落ちる様子から粘性は中庸である。としました。

 

2)香り

香りは中庸で華やかな印象を受ける。第一アロマは炊き上がったばかりのお米の香ばしい香りがする。第二アロマは熟したメロンの甘い香り、メープルシロップのとろりとした甘い香り、アーモンドの香ばしい香りがする。時間が経つとバニラ様の香りも出てくる。としました。ん?何か先週の玉の露と同じようなノートだが、同じ石垣島の酒造所なので似たようになるのかな?

 

3)味・風味

アタックは中庸。甘味、酸味は中庸で苦味は強い。アルコール感は中庸である。中庸な苦味が長く余韻として残る。アーモンドの香ばしさが鼻に抜ける。としました。

 

4)全体的な印象

華やかな香りで飲みやすい印象を受けるが、伝統的などっしりとした味わいで男性的な泡盛である。健全である。としました

 

5)適した飲用方法と理由

伝統的などっしりとした泡盛なので泡盛初心者は水割りで飲み慣れた方はロックで味わいたい。としました。と、ここで講師からロックでも大きい氷、小さい氷、砕いた氷、などより具体的な飲み方まで提案して欲しいとアドバイスがありました。

 

6)相応しい料理と理由

しかりした味わいは豆腐ようと合わせ、沖縄の伝統を味わいたい。としました。

 

3.総評

サービス作法は結構難しく感じました。動画を収めたDVDを頂いたので家で見ながら練習です。また、これから外食や飲みに行く時はお店のスタッフさんに尊敬の眼差しを向けることになるでしょう。

今回テイスティングした泡盛は以下に掲載しております。

八重泉。八重泉酒造のページへ

 

おじさんがなぜ泡盛マイスターを目指したのか? 第12回 世界の酒、玉の露

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第12回の講師は照屋先生でした。

今回は世界のお酒ということで世界の蒸留酒を比較テイスティングしました。

テキーラ、ジン、ウォッカ、ラム

いずれも飲んだ経験はあるものの、どれがどれだかといった感じです。

 

1.世界の酒

まずはじめにそれぞれのお酒の特徴をレクチャーしてもらい、後は実際に比較テイスティングしました。

泡盛、テキーラ、ジン、ウォッカ、ラムの5種類を当てるというものです。 結果は次の通りでした。

1回目は5つのサンプル中、全問正解。

2回目も5つのサンプル中、全問正解。

まず、ウォッカは無味無臭で最も判断しやすいこと。次にジンも薬っぽい香りでわかりやすいこと。泡盛はいつもの香りで迷わないこと。などでこの3つまでは香りだけで容易に判断できました。

ただ、テキーラとラムは結構分かりづらく、ラムのメープルシロップ様の香り、テキーラのオーブンで焼いた香ばしい香りが微かにした様な気がして判断しました。もっと自信を持って答えられる様に自主練が必要ですね。

 

2.玉の露

次は玉の露のテイスティングです。今回もテキストを見ずに時間内に記述することを目標としてテイスティングしました。

 

1)外観

無色透明で輝いている。筋がゆっくりと落ちる様子から粘性は中庸である。としました。

 

2)香り

香りは中庸で華やかな印象を受ける。第一アロマは炊き上がったばかりのお米の香ばしい香りがする。第二アロマは洋梨のような瑞々しい甘い香り、メープルシロップの甘い香り、マンゴーの甘い香りがする。時間が経つとバニラ様の香りも出てくる。としました。

 

3)味・風味

アタックは中庸。甘味は中庸、弱い酸味を感じた後に中庸な苦味を感じる。アルコール感は弱く、弱い苦味が余韻として残る。青リンゴのようなフルーティな香りが鼻に抜ける。としました。

 

4)全体的な印象

華やかでフルーティな印象の女性にもお勧めできる伝統的な泡盛である。健全である。としました。ここで講師から注意が。口に含んだら重かったはず。これを記述しないと試験で点は取れないと。なるほど、確かに口に含んだ時、苦味を感じたので、その点も記述して、次のように書き直しました。

華やかでフルーティな印象だが、味わいはしっかりとした伝統的な泡盛である。泡盛初心者から飲み慣れた方までお勧めできる健全な泡盛である。

 

5)適した飲用方法と理由

華やかさとしっかりとした味わいはロックでじっくりと飲みたい。としました。

 

6)相応しい料理と理由

しっかりとした味わいなのでしょうが焼きなどの軽めの肉料理と合わせたい。としました。

 

3.総評

世界の蒸留酒は先週おこなった日本の焼酎の比較に比べると特徴が捕らえ易かったように感じました。ただ、すぐ忘れそうなので自宅でも復習しなければと思いました。

今回テイスティングした泡盛は以下に掲載しております。

玉の露。玉那覇酒造所のページへ

 

おじさんがなぜ泡盛マイスターを目指したのか? 第11回 比較テイスティング2、沖之光

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第11回の講師は安里先生でした。安里先生は3回目の講義となります。

 

今回も前回と同様に比較テイスティングと、その後、沖之光をテイスティングしました。

 

1.比較テイスティング

復習も兼ねて原料、酒類の違いによる特徴をレクチャーしてもらいました。各人それぞれの覚え方があることを教えてもらい、自分に合ったやり方を見つける必要があるなと気づかされました。

今回の結果は以下の通りですが、前回よりは良くなったと思います。

1回目は7つのサンプル中、当たりは5つ。

2回目は7つのサンプル中、当たりが5つ。

と、間違いの傾向も何となく分かってきた感じなので、このまま勉強していけば良いのかな。

 

2.沖之光

次は沖之光のテイスティングです。今回からテイスティングノートの形式もこれまでのように、記述ポイントが書かれたものではなく、「外観」「香り」「味、味わい」といった項目のみが記載されているものに変わりました。本番の試験と同じ様式とのことです。

今回はテキストを見ずに時間内に記述することを目標としてテイスティングしました。

 

1)外観

無色透明で輝いている。筋がゆっくりと落ちる様子から粘性は中庸である。としました。

 

2)香り

香りは中庸で爽やかでフルーティな印象を受ける。第一アロマは洗った後のお米のような爽やかな香りがする。第二アロマは瑞々しい梨、バニラの甘い香り、キウイの甘すっぱい香りがする。としました。いつもは迷ってしまう第二アロマも割と時間をかけずに判定できました。ただ、バリエーションが相変わらず少ないです。

 

3)味・風味

アタックは中庸。中庸な甘味を感じた後、強い酸味を感じる。最後に中庸な苦味を感じ、弱い酸味と苦味が後味として残る。アルコール感は中庸である。少し苦味のあるハーブのような香りが鼻に抜ける。としました。苦手だった鼻に抜ける香りも一度コツを掴んでからは、何かしら感じられるようなっていると思います。

 

4)全体的な印象

爽やかでフルーティな現代的な泡盛である。すっきりとした酸味と華やかさは女性にもお勧めできる健全な泡盛である。としました。ここはこれまでの外観、香り、味・風味をまとめて表現するところなので、もう少し表現力をつけたいところかな。

 

5)適した飲用方法と理由

フルーティで酸味があるのでソーダ割りですっきりと飲みたい。としました。ソーダ割り自体あまり飲みませんが、なぜか水割りでなく、ソーダで割っても美味しいかもと感じたので、それをそのまま書いてみました。

 

6)相応しい料理と理由

ソーミンチャンプルなど。泡盛の酸味でソーミンチャンプルの塩味を引き立たせたい。としました。うちのソーミンチャンプルはは薄塩味なのですが、何となく合いそうだなとイメージが出てきたので、それをそのまま書いてみました。

 

3.総評

2度目の比較テイスティングを行いましたが、まだ全問正解にはなっていないので、機会を見つけて勉強しなければと、前回に続いて感じました。

今回テイスティングした泡盛は以下に掲載しております。

沖之光。沖之光のページへ

 

おじさんがなぜ泡盛マイスターを目指したのか? 第10回 比較テイスティング、久米仙ブラック

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第10回の講師は貞岡先生でした。泡盛マイスター技能競技大会で総理大臣賞に輝いた素敵な女性バーテンダーです。

 

今回は焼酎、泡盛、清酒の比較テイスティングを行い、その後、久米仙ブラックをいつものようにテイスティングしました。

 

1.比較テイスティング

比較テイスティングでは原料(芋、黒糖、蕎麦、米、麦)と酒類(焼酎、泡盛、清酒)をテイスティングで判断します。それぞれの原料の特徴と製造方法による特徴を理解して覚える必要があります。

比較の前に講師よりそれぞれの原料の特徴をレクチャーして頂きましたが、実際に比較テイスティングしてみると、中々レクチャーで教えてもらった特徴を捉えきれず、結果は次の通りさんざんでした。

1回目は7つのサンプル中、当たりは1つ。

2回目は7つのサンプル中、当たりが2つ。

と、「いやいやヤバイでしょ、これ」という感じです。

でもま、それぞれの香り、味とも違いがあるいうことはなんとなく感じ取れたような気がするので、その違いをしっかりと鼻と記憶に刻めば良いのかな、と思うようにしました。

 

2.久米仙ブラック

さて、久米仙ブラックのテイスティングです。ここでの課題は以下に時間内で適切に評価してテイスティングノートに記載するか、です。最近はようやく時間内で記述するという最低限のことはできるようになったと思うので、内容をしっかり書くと言うことに重点を置きたいと思います。

 

1)外観

無色透明で輝いている。筋がゆっくりと落ちる様子から粘性は中庸である。としました。

 

2)香り

香りは中庸で爽やかでフルーティな印象を受ける。第一アロマは洗った後のお米のような爽やかな香りがする。第二アロマは瑞々しい梨、バニラの甘い香り、キウイの甘すっぱい香りがする。としました。いつもは迷ってしまう第二アロマも割と時間をかけずに判定できました。ただ、バリエーションが相変わらず少ないです。

 

3)味・風味

アタックは中庸。中庸な甘味を感じた後、強い酸味を感じる。最後に中庸な苦味を感じ、弱い酸味と苦味が後味として残る。アルコール感は中庸である。少し苦味のあるハーブのような香りが鼻に抜ける。としました。苦手だった鼻に抜ける香りも一度コツを掴んでからは、何かしら感じられるようなっていると思います。

 

4)全体的な印象

爽やかでフルーティな現代的な泡盛である。すっきりとした酸味と華やかさは女性にもお勧めできる健全な泡盛である。としました。ここはこれまでの外観、香り、味・風味をまとめて表現するところなので、もう少し表現力をつけたいところかな。

 

5)適した飲用方法と理由

フルーティで酸味があるのでソーダ割りですっきりと飲みたい。としました。ソーダ割り自体あまり飲みませんが、なぜか水割りでなく、ソーダで割っても美味しいかもと感じたので、それをそのまま書いてみました。

 

6)相応しい料理と理由

ソーミンチャンプルなど。泡盛の酸味でソーミンチャンプルの塩味を引き立たせたい。としました。うちのソーミンチャンプルはは薄塩味なのですが、何となく合いそうだなとイメージが出てきたので、それをそのまま書いてみました。

 

3.総評

今回は初めて比較テイスティングを行いました。泡盛だけでなく、他の酒類についても原料や製造方法による違いなどの基本を理解する必要があると痛感しました。

今回テイスティングした泡盛は以下に掲載しております。

久米仙ブラック。久米仙酒造のページへ

 

おじさんがなぜ泡盛マイスターを目指したのか? 第9回 暖流、くら、海乃邦

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第9回の講師は波照間先生でした。第5回以来の2度目です。

 

今回は久しぶりにテイスティングを中心とした講義でした。暖流、くらという本講座では初めて琥珀色をした泡盛をテイスティングしました。

 

1.暖流

暖流は泡盛の一般的な貯蔵方法であるタンク貯蔵や甕貯蔵ではなく、オーク樽で貯蔵・熟成させて造られる神村酒造の代表的な泡盛です。

 

1)外観

薄く黄金色をしている。筋がねっとりと流れることから粘性は強い。としました。これまで無色透明の泡盛と違い、薄い黄金色が綺麗な泡盛です。ただし、色がつきすぎると泡盛として販売することができないとのことです。

 

2)香り

香りは中庸よりやや強く、まろやかな印象を受ける。第一アロマは炊いている途中の玄米のような香ばしい香りがする。第二アロマは熟したリンゴ、キャラメルの甘い香り、黒酢のようなまろやかな香りがする。時間の経過とともにメープルシロップ様の甘い香りがする。としました。香ばしく甘そうというイメージです。

 

3)味・風味

アタックは中庸で甘味、酸味を弱く感じ、最後に弱い苦味を感じる。アルコール感は弱く、後味に弱い苦味が短く残る。クルミのような香ばしい香りが鼻に抜ける。としました。香りが香ばしいので味も濃いのかなと思いましたが、優しい味で飲みやすい泡盛だと思います。

 

4)全体的な印象

黄金色をしていることから濃い味を連想するが、繊細な味と香ばしさが印象的である。女性、泡盛初心者にもオススメの健全な泡盛である。としました。飴の黄金糖をイメージしました。

 

5)適した飲用方法と理由

味が繊細で色も黄金色で綺麗なので泡盛通の方にはストレートで、泡盛初心者にはロックで飲んでいただきたい。としました。やはり暖流の特徴である綺麗な色を楽しめる飲み方が良いかなと考えました。

 

6)相応しい料理と理由

浅漬けなど、さっぱりしたものと合わせて繊細な味を感じたい。としました。サーモンステーキなどという意見も出ており、魚系の料理も合いそうと思いました。

 

2.くら

くらは樫樽で貯蔵・熟成させて造られるヘリオス酒造の代表的な泡盛です。モンドセレクション最高金賞を受賞するなど評価されています。

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1)外観

薄く黄金色をしている。筋がゆっくりと落ちる様子から粘性は中庸。としました。こちらも先ほどの暖流と同じように綺麗な薄黄金色をしています。

 

2)香り

香りは弱く、繊細な印象を受ける。第一アロマは洗った後のお米のような爽やかな香りがする。第二アロマは若いパイナップル、スミレのような爽やかな香り、ヨーグルトのような甘酸っぱい香りがする。時間の経過とともにハチミツのような甘い香りが出てくる。としました。どちらかというとすっきりとした印象を受けました。

 

3)味・風味

アタックは弱い。甘味、酸味は弱く、最後に弱い苦味を感じる。アルコール感は弱く、甘味、酸味がさっと抜け、後味に弱い苦味が短く残る。グレープフルーツのような酸っぱさと苦さが合わさったような香りが鼻に抜ける。としました。こちらも繊細な優しい味ですが、先ほどの暖流と比較して、より爽やかなな印象を感じました。

 

4)全体的な印象

繊細でフルーティな香りと味が個性的な泡盛である。女性、泡盛初心者に勧められる健全な泡盛である。としました。

 

5)適した飲用方法と理由

繊細で優しい香りと味はボトルごと冷やしてストレートで飲みたい。また、泡盛を飲み慣れた方は常温のままストレートでもオススメである。としました。

 

6)相応しい料理と理由

シーフードサラダと合わせて洗練された香りと味を楽しみたい。としました。爽やかな印象の泡盛なので料理もサラダ系が良いかなと思いました。他の方からはスイーツ系、ペペロンチーノといった意見もありました。

 

 

3.海乃邦

海乃邦は沖縄県酒造協同組合から販売されている泡盛です。泡盛鑑評会沖縄県知事賞受賞など高く評価されています。

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1)外観

無色透明で澄み切っている。粘性は細い筋ができる様子から中庸である。としました。

 

2)香り

香りは中庸で、爽やかなフルーツの印象を受ける。第一アロマは炊き上がったお米のふくよかな香りがする。第二アロマは梨のような瑞々しさ、ハチミツ、バニラのような甘い香りがする。時間の経過とともにアーモンドのような香ばしい香りも出てくる。としました。こちらはフルーティで甘いような印象です。

 

3)味・風味

アタックは強く、まず強い酸味を感じ、次に弱い甘味、最後に中庸な苦味を感じる。アルコール感は強く、中庸な苦味が長く余韻として残る。濃い紅茶のような渋い香りが鼻に抜ける。としました。アルコール度数が43度と高いのでパンチが効いた感じです。

 

4)全体的な印象

強いアタックと酸味で爽やかさを感じた後、余韻として残る苦味が奥深さを感じさせる男性的な泡盛である。健全である。としました。

 

5)適した飲用方法と理由

アルコール感が強いので初心者には薄い水割りで、泡盛通にはロックで飲んでいただきたい。としました。

 

6)相応しい料理と理由

しっかりとした味わいの泡盛なので魚のバター焼きと合わせて飲んでいただきたい。としました。

 

4.総評

今回もなんとかテイステイングノートを20分以内で書くことができました。内容はともかく時間内に書くという目標はできつつあるように思います。ただ、今はテキストを見ながら書いているので、テキストを見ずに書けるようにしなければ。

 

今回テイスティングした各泡盛は以下に掲載しております。

暖流。神村酒造のページへ

くら。ヘリオス酒造のページへ

海乃邦。沖縄県酒造協同組合のページへ

 

おじさんがなぜ泡盛マイスターを目指したのか? 第8回 度数選定、宮の華

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第8回の講師は安里先生でした。第3回以来の2度目です。

 

今日は度数選定から行いました。5つのサンプルのそれぞれの度数を20度、25度、30度、35度、43度のどれかを判定するというものです。度数が弱い順に判定したら良いので簡単かと思ってましたが、微妙な度数の違いの判定が難しかったです。

3回チャレンジして

1回目は当たり1つ – 外れ0、

2回目は当たり1つ – 外れ4つ、

3回目は当たり3つ – 外れ2つ

という結果でした。初めての度数選定でしたがまぁまぁの結果でしょうか。

度数選定の手順は、

1. まず香りで判定

2. 次に味見して確定

ということでしたが、香りでの判定が結構難しいのと鼻がすぐ効かなくなったので、2回目以降の香りでの判定は自分でも?という感じでした。5分で選定し終えないといけないので、素早く決断する必要があります。

テイスティングもそうですが、初めにどれだけ感じとることができるかが、マイスター試験合格の鍵になるのかなと思いました。

 

さて、度数選定の後はテイスティングです。今回のサンプルは1つ。宮古・伊良部島の宮の華です。宮の華は杜氏も含めスタッフは女性のみ、原料の米は泡盛でよく使われるタイ米ではなく国産米・熊本産ひのひかりを使用しているのが特徴です。

ちなみに伊良部島はカミさんの母親(義母)の生まれ島です。

 

1.宮の華

 

1)外観

無色透明で細い雫がゆっくり落ちる様子から粘性は中庸である。としました。これまで無色透明ばかりでしたが樽熟成などはブランデーのような色が付くので、毎回しっかりと確認します。

 

2)香り

香りは中庸で優しい印象を受ける。第一アロマは炊き終えたお米のような甘い香りがする。第二アロマはバニラの甘い香り、マンゴーのフルーティな香り、ココナッツミルクのような香ばしい香りがするとしました。なんとなくふんわり甘そうというイメージです。

 

3)味・風味

アタックは中庸で強い甘味が広がり、次に弱い酸味と苦味を感じる。アルコール感は中庸である。フルーティな甘味が余韻として残る。バニラのような甘い香りが鼻に抜ける。としました。

 

4)全体的な印象

バニラや甘いフルーツの香りがし、華やかである。味も柔らかく女性的な優しい味わいである。泡盛初心者にもお勧めの健全な泡盛である。としました。自分としては甘さがよく出てたと思ったのですが、他の方からは「すっきり」「酸味」を感じるなど、様々な感想が出ていました。

 

5)適した飲用方法と理由

水少なめの水割りで華やかな香りを楽しみたい。としました。

 

6)相応しい料理と理由

香り、味ともしっかり出ているのでフーチャンプルなど料理もしっかりとした味付けのものと合せたい。としました。フーチャンプルは居酒屋の定番メニューなので、どの泡盛でも合うと思うんだが、宮の華のような華やかな泡盛とだとより美味しいかも。

  

3.総評

今回、テイステイングノートは20分以内で書くことができました。先週は3つのうち1つしか全部書くことができなかったので、時間内に書くという目標をクリアできたので少し前進したと自己満足。

あと、度数選定は思ったより難しく、間違いも多かったので微妙な度数の違いもしっかりと捉えられるようにするのが課題でしょうか。

 

宮の華はこちらのページに掲載しております。

 

おじさんがなぜ泡盛マイスターを目指したのか? 第7回 時雨、咲元、瑞泉イエロー

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第7回の講師は山川先生でした。講座の前にも色々と話をしてくれるエレガントな女性講師です。

講座が始まる前に質問に答えてくれるとても親切な先生です。

 

今日もサンプルは3つ。識名酒造の時雨、瑞泉酒造の瑞泉イエロー、咲元酒造の咲元でした。今回は各銘柄について20分でテイスティングノートに記述しなければならないので、時間との戦いになりました。

 

1.時雨

識名酒造は那覇市首里にある大正7年創業の歴史ある酒蔵です。主な銘柄は時雨、歓など。

 

1)外観

無色透明である。粘性は中庸。としました。

 

2)香り

香りは中庸よりやや強く、フルーティな印象である。第一アロマは洗いたてのお米のようなすっきりとした香りがする。第二アロマは梨の瑞々しさ、メープルシロップの甘い香り、調理する前のもやしのような香りがするとしました。

 

3)味・風味

アタックは弱く、はじめに柔らかな甘味が広がる。次に弱い酸味を感じ、最後に弱い苦味が短く残る。アルコール感は弱い。余韻は残さずすっきりとした印象を受ける。としました。

鼻に抜ける香りについては、マスカットのような甘い香りが鼻に抜ける。としました。鼻に抜ける香りも少しづつ感じるようになってきました。

 

4)全体的な印象

爽やかなフルーティな香りが優しく、味わいも穏やかで女性的な泡盛である。この泡盛は初心者にもお勧めの健全な泡盛である。としました。

 

5)適した飲用方法と理由

飲み易い泡盛なのでロックまたは濃い水割りで飲んでもらいたい。としました。

 

6)相応しい料理と理由

フルーティな泡盛なのでフルーツポンチなどで爽やかに味わいたい。としました。ただ、このような組み合わせって試したことないけど、本当に合うんだろうか。やはり試してみないとね。

 

2.瑞泉イエロー

瑞泉酒造の泡盛です。

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1)外観

無色透明である。雫がゆっくり落ちる様子から粘性は中庸である。としました。

 

2)香り

香りは中庸よりやや弱く、爽やかな印象である。第一アロマは洗いたてのお米のような瑞々しい香りがする。第二アロマはキウイのような甘酸っぱい香り、ミントのような爽やかな香り、スイカの瑞々しい香りがする、としました。先ほどの時雨と比較してそんなに甘い香りを感じることはできませんでした。

 

3)味・風味

アタックは中庸である。中庸な甘味を始めに感じ、次に爽やかな酸味が広がる。最後に弱い苦味を短く感じられる。アルコール感は中庸で、弱い甘味と酸味が後味に残る。としました。ここで時間切れとなり、この後は記述することはできず。

 

3.咲元

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1)外観

無色透明で雫が細く落ちることから粘性は中庸である。としました。

 

2)香り

香りは弱く、フルーティで爽やかな印象である。第一アロマは炊いている途中のお米の香りがする。第二アロマは熟したバナナの甘い香り、ココナッツのような香ばしい香り、ラベンダーのような花の香りがする。としました。こちらは甘い香りが印象的でした。

 

3)味・風味

アタックは中庸でまろやかな甘味が広がり、次の弱い酸味を感じる。最後に中庸な苦味が下に残る。アルコール感は程よく中庸である。余韻は中庸で甘味と苦味が残る。熟したメロンのような甘い香りが鼻に抜ける。としました。味もまろやかな甘味が印象的でした。とこここで時間切れ。2サンプル続けて最後まで書くことができませんでした。

 

3.総評

1つのサンプルについて20分で評価してノートにつけるということを行ったが、2つ目3つ目が時間切れで終わり、最後まで評価をつけることができなかった。正しく評価することはもちろんだが、試験ではまず書かなければならないので、時間内に書けるようにすることが、今の課題ということが改めて浮き彫りとなりました。迷ったらアウト。

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