こんにちは、泡盛ストリート店長の新城です。
早いもので今年も残すところあと1ヶ月、皆さまいかがお過ごしでしょうか。「忙しくて年越しどころじゃない!」という方もいらっしゃいそうですね。私も間違いなくその一人ですが。。。だからこそ、お正月くらいは少しお休みしてホッと一息つきたいと思っています。
さて、というわけで来年の干支(えと)はご存知でしょうか。「ネズミでしょ?」ですって? それがちょっと違うんですね。2020年の干支はネズミではなく、正確には「庚子(かのえね)」というのです。
そもそも「干支(えと)」ってなに?
もともと干支というのは中国で生まれたものなのですが、古代中国では年月、時間、方角を表す際、十二支と十干(じっかん)の組み合わせで表現していました。そして、その形で言うと2020年は「ねずみ」ではなく「庚子(かのえね)」となります。
もう少し詳しくお伝えすると、十二支というのは「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」、また、十干というのは「甲(きのえ)・乙(きのと)・丙(ひのえ)・丁(ひのと)・戊(つちのえ)・己(つちのと)・庚(かのえ)・辛(かのと)・壬(みずのえ)・癸(みずのと)」。これらの組み合わせによる「十干十二支(じっかんじゅうにし)」の合計60種類が「干支」なのです。
2020年の干支「庚子(かのえ)」はどんな年?
そして2020年の干支は「庚子(かのえね)」。まず「庚(かのえ)」は、植物が成長を最後まで終えた状態を表しています。そして十二支の初めにあたる「子(ね)」。十二支の順番も植物に例えられるわけですが、その意味では「子(ね)」は種の状態であり、その種から新たな芽が出る、新しいものが生まれ出る時期なわけです。
つまり、「庚子(かのえね)」というのは成長の終わりと始まりの組み合わせなんですね。成長の終わりと聞くとネガティブな印象を受けるかもしれませんが、何事も終わりがあって始まりがある、そのふたつが組み合わさるからこそ次の段階へと進んで行くのです。従って2020年はものごとを次のステージへと進め、その先にある繁栄に向かうための大切な一年になると捉えて良いでしょう。
「庚子」干支ボトルは那覇市首里の「瑞泉」をご用意しました!
瑞泉 干支ボトルはおかげさまをもちまして完売しました。
私たちが今回、来る2020年に向けてご用意させて頂いた「庚子(かのえね)」干支ボトルはこちらです!
「子」にあたる動物”ねずみ”をモチーフにした、ご覧のとおりの豪華なボトルです。が、たんに豪華というだけでなく、一方でねずみらしい可愛らしさも備えているところが今回の干支ボトルの特徴ではないかと思っています。大きな福袋を引く親ねずみと、それを後ろで支えてくれる子ねずみ。次の時代に向けて着実に一歩、新しく動き始める。そんな庚子(かのえね)の年にぴったりな干支ボトルと言えるのではないでしょうか?
なお、こちらのボトルに詰められているのは泡盛の老舗、1887年に創業し、泡盛の老舗としてもよく知られる那覇市首里の瑞泉酒造による泡盛「瑞泉」です。度数は30度。数々の受賞歴を誇る瑞泉の魅力を存分にお楽しみ頂けます。
今年お世話になった方々へのお歳暮にも最適な、庚子の干支ボトルをぜひよろしくお願いいたします。
泡盛ストリート
店長 新城 努