第11回の講師は安里先生でした。安里先生は3回目の講義となります。
今回も前回と同様に比較テイスティングと、その後、沖之光をテイスティングしました。
1.比較テイスティング
復習も兼ねて原料、酒類の違いによる特徴をレクチャーしてもらいました。各人それぞれの覚え方があることを教えてもらい、自分に合ったやり方を見つける必要があるなと気づかされました。
今回の結果は以下の通りですが、前回よりは良くなったと思います。
1回目は7つのサンプル中、当たりは5つ。
2回目は7つのサンプル中、当たりが5つ。
と、間違いの傾向も何となく分かってきた感じなので、このまま勉強していけば良いのかな。
2.沖之光
次は沖之光のテイスティングです。今回からテイスティングノートの形式もこれまでのように、記述ポイントが書かれたものではなく、「外観」「香り」「味、味わい」といった項目のみが記載されているものに変わりました。本番の試験と同じ様式とのことです。
今回はテキストを見ずに時間内に記述することを目標としてテイスティングしました。
1)外観
無色透明で輝いている。筋がゆっくりと落ちる様子から粘性は中庸である。としました。
2)香り
香りは中庸で爽やかでフルーティな印象を受ける。第一アロマは洗った後のお米のような爽やかな香りがする。第二アロマは瑞々しい梨、バニラの甘い香り、キウイの甘すっぱい香りがする。としました。いつもは迷ってしまう第二アロマも割と時間をかけずに判定できました。ただ、バリエーションが相変わらず少ないです。
3)味・風味
アタックは中庸。中庸な甘味を感じた後、強い酸味を感じる。最後に中庸な苦味を感じ、弱い酸味と苦味が後味として残る。アルコール感は中庸である。少し苦味のあるハーブのような香りが鼻に抜ける。としました。苦手だった鼻に抜ける香りも一度コツを掴んでからは、何かしら感じられるようなっていると思います。
4)全体的な印象
爽やかでフルーティな現代的な泡盛である。すっきりとした酸味と華やかさは女性にもお勧めできる健全な泡盛である。としました。ここはこれまでの外観、香り、味・風味をまとめて表現するところなので、もう少し表現力をつけたいところかな。
5)適した飲用方法と理由
フルーティで酸味があるのでソーダ割りですっきりと飲みたい。としました。ソーダ割り自体あまり飲みませんが、なぜか水割りでなく、ソーダで割っても美味しいかもと感じたので、それをそのまま書いてみました。
6)相応しい料理と理由
ソーミンチャンプルなど。泡盛の酸味でソーミンチャンプルの塩味を引き立たせたい。としました。うちのソーミンチャンプルはは薄塩味なのですが、何となく合いそうだなとイメージが出てきたので、それをそのまま書いてみました。
3.総評
2度目の比較テイスティングを行いましたが、まだ全問正解にはなっていないので、機会を見つけて勉強しなければと、前回に続いて感じました。
今回テイスティングした泡盛は以下に掲載しております。
沖之光。沖之光のページへ