第12回の講師は照屋先生でした。
今回は世界のお酒ということで世界の蒸留酒を比較テイスティングしました。
テキーラ、ジン、ウォッカ、ラム
いずれも飲んだ経験はあるものの、どれがどれだかといった感じです。
1.世界の酒
まずはじめにそれぞれのお酒の特徴をレクチャーしてもらい、後は実際に比較テイスティングしました。
泡盛、テキーラ、ジン、ウォッカ、ラムの5種類を当てるというものです。 結果は次の通りでした。
1回目は5つのサンプル中、全問正解。
2回目も5つのサンプル中、全問正解。
まず、ウォッカは無味無臭で最も判断しやすいこと。次にジンも薬っぽい香りでわかりやすいこと。泡盛はいつもの香りで迷わないこと。などでこの3つまでは香りだけで容易に判断できました。
ただ、テキーラとラムは結構分かりづらく、ラムのメープルシロップ様の香り、テキーラのオーブンで焼いた香ばしい香りが微かにした様な気がして判断しました。もっと自信を持って答えられる様に自主練が必要ですね。
2.玉の露
次は玉の露のテイスティングです。今回もテキストを見ずに時間内に記述することを目標としてテイスティングしました。
1)外観
無色透明で輝いている。筋がゆっくりと落ちる様子から粘性は中庸である。としました。
2)香り
香りは中庸で華やかな印象を受ける。第一アロマは炊き上がったばかりのお米の香ばしい香りがする。第二アロマは洋梨のような瑞々しい甘い香り、メープルシロップの甘い香り、マンゴーの甘い香りがする。時間が経つとバニラ様の香りも出てくる。としました。
3)味・風味
アタックは中庸。甘味は中庸、弱い酸味を感じた後に中庸な苦味を感じる。アルコール感は弱く、弱い苦味が余韻として残る。青リンゴのようなフルーティな香りが鼻に抜ける。としました。
4)全体的な印象
華やかでフルーティな印象の女性にもお勧めできる伝統的な泡盛である。健全である。としました。ここで講師から注意が。口に含んだら重かったはず。これを記述しないと試験で点は取れないと。なるほど、確かに口に含んだ時、苦味を感じたので、その点も記述して、次のように書き直しました。
華やかでフルーティな印象だが、味わいはしっかりとした伝統的な泡盛である。泡盛初心者から飲み慣れた方までお勧めできる健全な泡盛である。
5)適した飲用方法と理由
華やかさとしっかりとした味わいはロックでじっくりと飲みたい。としました。
6)相応しい料理と理由
しっかりとした味わいなのでしょうが焼きなどの軽めの肉料理と合わせたい。としました。
3.総評
世界の蒸留酒は先週おこなった日本の焼酎の比較に比べると特徴が捕らえ易かったように感じました。ただ、すぐ忘れそうなので自宅でも復習しなければと思いました。
今回テイスティングした泡盛は以下に掲載しております。
玉の露。玉那覇酒造所のページへ