今回で最後の講座となりました。実技試験におけるポイントの講義と1銘柄のテイスティング、最後に修了式を行い修了証書を頂きました。修了生は33人とのこと。無事修了できて良かった。早めに上がる私の分をカバーしてくれる職場のスタッフに感謝です。
1.萬座
講義での最後のテイスティングは恩納酒造所の萬座です。
1)外観
無色透明で輝いている。粘性は中庸である。としました。
2)香り
香りは中庸で甘くフルーティな印象を受ける。第一アロマは蒸している時のお米のふくよかな香りがする。第二アロマは熟したバナナ、メロンのような甘い香り、チーズケーキの香りがする。時間が経つとハチミツの甘い香りも出てくる。としました。チーズケーキの香りって初めて出てきた。
3)味・風味
アタックは中庸。甘味は強く、中庸な酸味が続き、最後に強い苦味がある。アルコール感は中庸で、どっしりとした苦味が長く余韻に残る。にが菜のような苦味を伴った香りが鼻に抜ける。としました。他の生徒さんは甘い香りを感じた方が多かったようです。
4)全体的な印象
甘くフルーティな印象だが、口に含むと華やかな甘味を感じた後、どっしりとした味を感じる。バランスが取れた伝統的な泡盛である。健全である。としました。
5)適した飲用方法と理由
チブグワーでゆっくりと味わいたいのでストレートで。としました。
6)相応しい料理と理由
料理に負けない力強さがあるので魚のバター焼きなど。としました。
2.総評
修了式で修了証書を頂いた時は、学生の時以来何十年ぶりかだったので嬉しかったですね。後は2月にある実技試験に向けて自習、サービス作法の練習などしなくては。
ただ、自分は後期からの受講だったので実技を取っても泡盛マイスターの認定までまだ道のりは半分。
この講座を通して泡盛は奥が深いなーと改めて思いました。また認定は取ることが目的ではなく、ようやくスタートラインに立つことだと実感しました。
今回テイスティングした泡盛は以下に掲載しております。
萬座。当ショップでは古酒を掲載しています 恩納酒造所のページへ