おじさんがなぜ泡盛マイスターを目指したのか? 第14回 古酒サービス技法、島風

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第14回は古酒のサービス作法を勉強しました。甕からカラカラ(急須のようなもの)に古酒を移し、チブグワー(おちょこ)に注ぐまでの手順となります。

今回はティスティングから行い、その後にサービス作法を学びました。

 

1.島風

島風をテイスティングしました。島風は石川酒造場が製造している泡盛です。

 

1)外観

無色透明で輝いている。粘性は中庸である。としました。

 

2)香り

香りは中庸で華やかで甘い印象を受ける。第一アロマは炊いている最中のお米の香りがする。第二アロマは熟したメロン、マンゴー、熟れたバナナの香りがする。時間が経つとビターチョコのほろ苦い香りも出てくる。としました。ビターチョコの香りはこれまでテイスティングしてきて初めて感じた香りだな。

 

3)味・風味

アタックは中庸。甘味は中庸で、弱い酸味、強い苦味がある。アルコール感は中庸で、中庸な苦味が長く余韻として残る。クレソンのような苦味を伴った香りが鼻に抜ける。としました。

 

4)全体的な印象

香りは華やかで甘い印象だが、口に含んでみるとどっしりと重く、しっかりとした味わいの伝統的な泡盛である。健全である。としました。

 

5)適した飲用方法と理由

しっかりとした味わいと華やかな香りはストレートでじっくり楽しみたい。としました。

 

6)相応しい料理と理由

伝統的な味わいは料理も伝統的な豆腐ようと合わせたい。としました。あ、先週と同じだ。

 

2.古酒のサービス作法

前回のロック・水割りのサービス作法と同様、はじめに動画を閲覧し、次に講師から試験の際のポイントの説明がありました。

ポイントはほぼ同じで

・衛生面に気をつけること。

柄杓でカラカラに古酒を移すときの柄杓の使い方

カラカラに古酒を移した後、甕口は速やかに蓋をする

チブグワーもできる限り下側を持つ

・器具類は丁寧に取り扱うこと。

甕から柄杓でカラカラに移したり、チブグワーに注ぐ動作など細かい手順が、実際にやってみると手が震えてこぼしそうになったりして結構難しいことが分かりました。

受講生みんなマスターしようと真剣に頑張ってました。

 

3.総評

サービス作法やっぱり難しいです。先週いただいた動画DVDを見て練習してみたのですが、作法の流れをまずマスターしないと細かいところまで気が回らないことに気づきました。

まずは流れをしっかりマスターして少しづつ細かいところを仕上げていきます。

次回はいよいよ最後の講義、そして修了式。少しは成長したと思いたい。

 

今回テイスティングした泡盛は以下に掲載しております。

島風。当ショップではサイトに掲載していないので 石川酒造場のページへ

 

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